青森旅行
5月に青森へ行ってきました。
電車に揺られて、22時過ぎに到着。初日はホテルで休むだけです。
翌日、JRバス東北のみずうみ号で十和田湖へ。観光バスなので、案内の放送があり、ところどころ一時停車します。一時停車した萱野茶屋で、「3杯飲めとなんと死ぬまで長生きするという」、お茶を飲みます。
このバスは途中下車自由、ということで、まずは八甲田ロープウェーへ。5月ですが、山頂公園駅を出るとかなりの残雪で、八甲田ゴードラインという遊歩道があるのですが、見えません。ロープウェーの乗客達で雪の上を歩いてみますが、道がわからないので結局引き返してきました。遊歩道は歩けませんでしたが、ロープウェーや展望台から眺めた緑の山はすばらしい眺めです。視界が良ければ遠くに岩木山が見えるとのことですが、かすんで見えず。青森市街、陸奥湾は見えました。遊歩道が歩けず、予定より早く次のバスで十和田湖に向かいます。
最初は、酸ヶ湯温泉には寄る予定はなかったのですが、予定より早かったことから、ふと思い立って途中下車してみました。日帰り入浴でヒバ千人風呂へ入ってみました。初めての混浴です。お湯は乳白色で酸性硫黄泉とのことでかなりの硫黄臭がします。お風呂から出て、次のバスで十和田湖へ向かいました。ところが温泉から出て水分はとったつもりですが、急に動いたり、環境が変わったせいか、ひどい頭痛が始まります。さらに曲がった道を走るためかなりの車酔い・・・頭痛薬をのんでしのぐことに。
途中、蔦温泉へ一時停車しました。ひどい車酔いだったので、バスから降りることができて、生き返ったようです。大きな水芭蕉が流れの中にあったり、山桜がきれいだったりします。
その後、薬が効き始めたのか、少し具合が落ち着いてくれました。薬飲みながらも奥入瀬の渓流を見たいので、焼山で下車、歩いて十和田湖畔の子ノ口へ向かいました。るるぶに書いてある所要時間を確認すると、ぎりぎり子ノ口からでる遊覧船に乗ることができます。ぎりぎりなので、早速眺めを見ながら歩いていきます。遊歩道はバスが走っている道に沿って、途中森に入ったり、道路沿いをあるいたり、と続いています。道は太くはなく、途中倒木があったり、草がせり出したりはしていますが、あまりアップダウンがないので歩きやすいです。奥入瀬の渓流を上流に向かって進みますが、渓流へ近づいたり、少し離れたりしながら遊歩道は続きます。渓流の流れは急になったり緩やかになったり、広がったり、狭まったり、違った眺めを見せてくれます。段差から小さな滝のように落ちたり、急流で水が乱れたり、中にとり残された島があったりする眺めがきれいですね。周囲にも滝があり、そしてブナなどの森が広がっています。とくに新緑の季節だったので明るい緑がまぶしいです。石ヶ戸までは人は少なく、石ヶ戸以降になると観光客の数が増えます。4時間以上も歩きかなり疲れましたが、水門を超えると、眼前に十和田湖が広がってきました。子ノ口へ到着です。
子の口から休屋へ十和田湖遊覧船でむかいます。残念ながら夕方に近い時間で、薄い雲に太陽がおおわれ、やや暗くなっていたためか、湖の深さ・青さはあまり感じられず。時計回りに遊覧船が進むので、左舷のほうが見所は多いようです。
休屋へ到着して、宿に入ります。奥入瀬を焼山から歩いてきたと話したところ、知らなかったんだねー、見所は石ヶ戸以降に多かったのに、わざわざ焼山から歩いたの?と言われてしまいました。るるぶでは焼山から案内されていましたが、さすがに4時間以上とわかって歩く人はあまりいませんね。はい。でもたくさん眺めをみれましたし、歩ききったという満足感は得られました。
18時前だったので、自転車を借りて、休屋を走って回ってみました。十和田湖には青森と、秋田の県境があります。そういえば最近トリインフルエンザのことが話題になっていました。秋田県側が主に話題になっていましたが、あまり気にせず構わずに来てしまいました。夕暮れの十和田湖はきれいです。遊覧船に乗った時間の明るさは半端でしたが、いまは赤く染まっています。乙女の像へ回り、十和田神社から占場まで足を伸ばしてみました。くまに注意との看板があります。くまが好きでこのタイトルのブログを書いているわけですが、さすがにおそわれたら困るな、と思いつつ先へ進みます。鉄製のはしごを下りてうすら暗くなった風景を眺めます。そして戻り、開運の小道を通って、旅館に帰りました。何が一番怖かったって、蜂でした。クマンバチみたいな蜂が飛んでいて、ぶんぶんとそこら中で羽音を響かせます。途中、追っかけられた気までしましたが、刺されずに無事に帰着。夕食は養殖の物語があるヒメマスをいただきました。
3日目は、早起きして『十和田湖早朝自然散策ガイド』へ参加しました。6時に出発し、一時間かけて休屋の見所を回ります。昨日行ったところばかりですが、ガイドさんが樹の種類をはじめガイドしてくれます。朝はあまり蜂がいないようです。
朝食後、十和田湖畔を散歩しましたが、昨日と違った雰囲気を出しています。どこかに見る時によって雰囲気が変わるとは書いてありましたが。
JRバス東北の十和田湖・弘前号に乗って、弘前へ向かいました。紫明亭展望台に上りましたが、すばらしい眺めです。今日は青さや・深さが実感できたかも知れません。
乗客はくま一人。昨日はもっと乗っていたそうですが、今日はたまたま一人だったようです。運転手さんに申し訳ないような・・・大丈夫ですよ。と言っていただけましたが・・・
その後、秋田県を通り、小坂町へ立ち寄ります。JR東日本の新幹線の中にトランヴェールがおいてあります。5月号は小坂町が取り上げられていましたが、早速訪問することに。鉱山事務所や、康楽館に入ってみました。康楽館では歌舞伎が上演中。建物もそうですが、実は歌舞伎を見たことがなかったので新鮮でした。
道の駅碇ヶ関で関所を眺め、足湯に入り、マルメロソフトを食べ、弘前に到着です。
弘前では、弘前城の桜と、洋館が有名です。といっても桜はすでに終わっています。藤田記念庭園、弘前城(天守にも上ってみました)、旧弘前市立図書館、旧東奥義塾外人教師館、青森銀行記念館とかなり駆け足で回りました。やっぱり桜のシーズンに見てみたいものですね。青森と言えば・・・ねぶた、というのもあるでしょうが、とりあえず、やっぱりりんごということで、アップルパイを購入。
弘前駅から、リゾートしらかみ号にのって五能線へ。リゾートしらかみ号、噂には聞いていましたが、凄い列車ですね。非常に窓が大きく、しかも観光列車ということで、よく窓は磨かれています。よく外が見えます。中から外の写真撮影も容易です。展望ラウンジに座ると、運転席からの風景がよく見えます。見所では通常の席に座ったのですが、3両編成の真ん中の車両にはボックス席が用意してあります。途中、津軽弁「語りべ」実演が実演されました。そして、橅編成に乗ったのですが、トンネルに入ったときに室内照明の演出もありました。全車指定席なのであらかじめ予約が必要ですので注意してください。座るべき場所はなんといっても海側です。A席が海側となります。くまはえきネットで指定して買いましたが、窓口で買うときは駅員さんに注文しましょう。夏休みシーズンなどになるとかなり人気が高く予約がいっぱいになるようです。海側の席からは海岸線の風景、千畳敷などがよく見えました。弘前で昼食をとる時間がなかったので、途中、しらかみ弁当を食べます。紅玉のリンゴジュースが売っていたのでそれも試してみました。300円しましたが、おいしかったです。販売さん、売り上手です。
ウェスパ椿山で下車。黄金崎不老ふ死温泉へ送迎バスで到着しました。くまは温泉の大ファンというわけではないのですが、噂に聞いた露天風呂に入ってみたく来てみた次第です。見所は日本海に沈む夕日です。40分前に海辺の露天風呂に入ると先客が数名。多くが夕日を眺めるために来ています。温泉は、含鉄-ナトリウム-マグネシウム-塩化物強塩泉だそうで、赤茶色のお湯です。風呂に入ったり、熱くなると下半身だけ風呂に入れながら座ったり・・・日が沈むのを待ちます。少し早すぎたかな・・・だいぶ待って、ようやく夕日が水平線に沈んでいきます。日が沈むのを見届けると、ここまで待って見届けることができたという達成感が皆にあったのか、自然と拍手が起こりました。天気が良すぎて、雲がほとんどなく、すごく美しい夕焼け、というわけにはいかなかったのですが(まあ、あまり天気が悪いと夕日どころではないのですが)。それでも、沈む夕日を見ながら風呂に入るのも雰囲気があります。その後、寝る前にホテルの中にある風呂、翌朝、海辺の露天風呂とあと2回入りました。
4日目、最終日は、バスで十二湖へ向かいました。青池が最も有名ですが、たしかに不思議な水の色です。青く染まった水の色。表面には周辺の樹の枝葉が反射し、中に沈んだ木が透けて見えて、不思議な雰囲気を醸し出しています。ブナの森を抜け、一回りしてバスで十二湖駅へ。
十二湖駅から、リゾートしらかみ号に乗って秋田へ向かい、帰路につきました。
かなり歩き回ってくたくたになりましたが、日常を離れて(PC画面も眺めず)、自然の中にいた数日間でした。新緑のいい季節にいいリフレッシュになったのではないかと思います。
ところで、帰ってからも簡単に消えなかったのが温泉のにおい。酸ヶ湯温泉の硫黄のにおいだとおもうのですが、家族からいつまでも消えないと苦情が。お湯に入った後、完全に落とさないほうが温泉の効果が残る、とのことですが、ほどほどにしておいたほうがいいようです・・・